先日、福井県若狭町にある「福井県年縞博物館」へ行ってきました。
「年縞(ねんこう)」とは、長い年月をかけて湖の底などに積もった泥の層のことを言うそうです。
博物館の近くにある水月湖では、湖底から約7万年分、全長45mにも及ぶ年縞が採取されました。
そんな長い時間の積み重ねを、実際に見て、感じることができるのがこの「福井県年縞博物館」です。

「TIME SCAPE」をコンセプトに、この建物の設計を手がけたのは建築家・内藤廣氏です。
実際に採取された年縞の長さに合わせ、建物自体も全長45mに設計されています。
風景や自然を建築の中に取り込みながら、時間と共に表情を変える空間が演出されているそうです。


実際に建物全体を眺めてみると、まるで時空を航行している舟のようでした。
印象的なファサードも、周囲の豊かな自然がその風景の一部として共存しているかのようなデザインでした。
建築と自然の共存の素晴らしさを感じることのできる場所でした。